横顔、プロフィールと歯並び

インビザライン

こんにちは! 八王子市-健にこにこ歯科・矯正歯科のインビザラインドクター新藤です。

今日は横顔と矯正治療についてお話してみたいと思います。矯正治療の検査、診断では様々な指標があります。Elineと鼻唇角は、矯正治療の横顔指標の中で、口元や歯並びに関わる指標です。

Elineとは?

1954年に歯科矯正医のロバート・リケッツ先生が「イーライン、Eline」という横顔の審美基準を発表しました。

Eline :顔を横から見たときに、鼻の先端と顎を結んだ線

そして、Elineより上唇が4mm内側で下唇が2mm内側にあると横顔が審美的であるとされています。リケッツ先生の基準は欧米人を元にしているので、鼻が低い日本人の場合はElineに接しているくらいでも綺麗に見えるようです。

鼻唇角(ナソラビアルアングル)とは?


女性の鼻唇角は95度から105度の範囲にあると横顔が美しいとされています。

Elineと口唇の関係および鼻唇角は、歯並びの影響を受ける。

矯正治療の数々の指標の中から、Elineと鼻唇角を特に注目するのは何故かというと、それは、

「Elineと、鼻唇角は、出っ歯と関係している」からです。

文献的には、出っ張っている前歯が 後方に5mm移動すると上口唇は3mm後方へ移動すると言われています。歯の移動量5mmに対して60パーセントですね。

出ている歯を、引っ込めると鼻唇角が理想的な数値に変化し横顔が美しくなります。

インビザラインは移動量を数値化できる

インビザラインのクリンチェックでは、歯の出具合をデジタルでシュミレーションできます。下のケース↓では上顎前歯が4mm後退する予想なので、上唇はその60パーセントである、2.4mm引っ込むという事になります。移動量の目安が数値化できるところは、ワイヤー矯正になかった大きなメリットです。さすがインビザラインですね!

 

顔貌の変化をシミュレーション(緑のライン➡赤のライン)

さらに当院では矯正治療による口唇の突出度の変化をシュミレーションしています。

 

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