歯周組織再生療法

再生治療について

一度歯周病で失われた歯周組織を再生して抜歯予定の歯を保存することが可能になりました。

歯周病が進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨といった歯周組織が破壊されます。
歯周病治療として細菌をポケット下から除去することにより、歯周組織の健康は取り戻せますが、ひとたび失われた歯周組織は自然には元の状態へ戻ることはありません。
しかし、歯周組織の破壊の程度が局所にとどまっている段階であれば、
歯周組織を再生させる方法を取り入れて歯を残すことが可能です。

■GTR法による歯周組織の再生


歯周病、歯槽膿漏により失われた顎骨、歯肉の再生を期待して、手術時に特殊な膜で骨をカバーすることにより、歯肉や歯槽骨を再生させる有効な方法です。
従来の歯周ポケット除去手術に比べて、より元の健康な状態に戻ります。歯が長く見えてしまうことを防ぐことができます。

従来の治療
GTR法による歯周組織の再生
歯周組織が再生した
【ゴアテックスジャパン提供】 

 


■GEM21

今、最も注目されている再生療法材であり、PDGFというヒトの成長促進因子とβ-TPCという骨補填剤から構成されています。動物由来の生体材料ではないため安全性が高く、骨再生能力も高いため、臨床で高い評価を受けています。

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